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読み方ガイド用語集使い方

診療報酬点数表の読み方ガイド

診療報酬点数表は、医療機関が行った診療行為ごとの「点数」を定めた一覧です。 ボリュームが大きく独特の構造を持つため、はじめて触れる方は目的の項目にたどり着くだけでも大変です。 このページでは、点数表のしくみと用語を整理し、当サイトでの探し方とあわせて解説します。

1. 点数とは(1点=10円)

診療報酬は、診療行為ごとに定められた「点数」で表されます。点数は金額そのものではなく、1点を10円として計算します。たとえば「100点」と書かれた診療行為は、1,000円に相当します。

点数表に載っているのは、いわば「定価」にあたる基本の点数です。実際の請求額は、施設基準や各種加算、 患者の状態などの算定要件によって変わります。点数表の値だけで最終的な金額が決まるわけではない点に注意してください。

2. 告示と通知の違い

点数表に関する文書は、大きく「告示」と「通知」に分かれます。当サイトでは両者を左右に並べて表示しています。

告示(こくじ)

診療行為の名称と点数そのものを定めた、制度の本体となる文書です。 「どの診療行為が何点か」という骨格にあたります。

通知(つうち)

告示で定めた点数を実際に算定するうえでの留意事項や、要件・解釈を示した文書です。 「どんな場合に算定できるのか」という運用の細部を補います。

告示が点数の「結論」、通知がその「使い方」と考えると整理しやすくなります。 当サイトの詳細ページでは、同じ項目の告示と通知を並べて確認できます。

3. 章・部・節・区分番号という階層

点数表は、大きなまとまりから順に枝分かれする階層構造になっています。おおまかには次の順序です。

章(しょう)
└ 部(ぶ)
└ 節(せつ)
└ 款(かん)
└ 区分番号ごとの項目

いちばん大きなまとまりが「章」で、その下に「部」「節」「款」と続き、最終的に 個々の診療行為(区分番号のついた項目)にたどり着きます。節や款は、内容によって省略される場合もあります。 探したい診療行為がどの章・部にあるかを把握すると、目的の項目に早くたどり着けます。

4. 区分番号の見方

個々の診療行為には「区分番号」がつけられています。医科では、アルファベットと数字を組み合わせた記号 (例: A000K910)が使われます。 同じ系統の診療行為は、近い区分番号にまとまっている傾向があります。

当サイトでは、この区分番号を手がかりに項目を整理しています。本文中に出てくる他項目への参照もリンク化されているため、 関連する区分番号へそのまま移動できます。

5. 通則・注・加算

点数表を読むうえで頻出する3つの言葉です。

通則(つうそく)
章や部の冒頭に置かれ、その範囲全体に共通して適用される基本的な決まりごとです。 個々の項目を読む前に、上位の通則を押さえておくと算定の前提を取り違えにくくなります。
注(ちゅう)
個々の項目に付された、その項目固有の算定条件や例外の説明です。 同じ項目でも「注」の条件によって点数や算定可否が変わることがあります。
加算(かさん)
一定の条件を満たした場合に、基本の点数へ上乗せされる点数です。 加算の有無や条件は「注」や通知で定められていることが多くあります。

6. 当サイトでの探し方

  • 年度(令和6年度・令和8年度)と区分(医科・歯科・調剤)を選び、章一覧から目的の章・部をたどります。
  • 診療行為名や区分番号が分かっている場合は、トップのフリーワード検索が早道です。
  • 改定で何がどれだけ変わったかは、改定差分まとめで章別の件数や点数の増減ランキングを確認できます。
  • 操作方法は使い方、用語の意味は用語集にまとめています。

本ガイドは点数表のしくみを概説するもので、個別の算定可否を保証するものではありません。 正確な内容は必ず公式の告示・通知をご確認ください。

出典: 厚生労働省 診療報酬改定関連ページ